お盆を過ぎ、今度は何かまた別のスイッチを押したかのように、秋の後ろ姿が見えて参りました、、、。
とはいってもまだまだ暑い日が続きますので、ご自愛ください。
私は殆ど室内にいるのに日焼けしました。なぜか。。。
さて、少し前になりますが、洗心書美術展及び成人部全国展の審査会が本部道場にて行われました。
本年度も多くのご出品を頂きまして、誠にありがとうございました。
審査内容に関しましては、会誌『洗心』9月号にて発表されております。
私は学童部の審査委員のため成人部の審査は行っておりませんが、学童部同様、展覧会ではすべての作品が展示されるため、審査員一同ご観覧者様に「審査員も審査されている」という緊張観を持ち審査しております。
これは私一人の思いではなく、洗心書道全ての審査員が同じ心境で審査を行っておると思います。
過去に他会の公募展の表彰式に出席する機会があり、その際審査員の先生による代表のご挨拶でも同じように
「観覧頂く方々に、審査員自身も審査されるという気持ちがあり、審査はいつも緊張する。」とおっしゃっておりました。
もちろん上記のような審査員の心理だけが、真剣に審査をする理由だけではありません。
何よりもご出品頂いた方々が如何に作品制作に熱意を込めてきたかということが審査員一同に伝わり、その熱意に負けぬよう審査致しております。
また何よりも審査員の誰もが出品者であった経験があり、ご出品頂いた方々のお気持ちを痛いほどに共感していることと思います。
その展覧会「第44回洗心書美術展 成人部全国展」がいよいよ今秋、田川市美術館にて開催されます。
ご出品頂いた方々はもちろん、洗心書道に所属されていない方でもお気軽にご観覧頂きますようお願い申し上げます。
以下は昨年の様子です。
佐藤翠龍
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